サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会



サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会(Sant'Andrea della Valle)

17世紀初頭に創建されたバロック様式の教会。内部にはベルニーニ作「洗礼者ヨハネの像」、ドメニキーノのフレスコ画「聖アンドレア伝」「福音史家」などが見どころ。「聖アンドレア伝」のフレスコ画には、漁師をしていた聖アンドレアがキリストの弟子になる場面から、十字架にかけられて殉教するまでの生涯が描かれている。
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会は、ガイドブックではあまり取り上げられていないが、プッチーニ作のオペラ、「トスカ」の第一幕冒頭のシーンに舞台となる教会である。この教会の礼拝堂に脱獄囚が隠れている所から物語が始まるのである。
バロック様式の豪奢な建築はカルロ・マデルノによるもの。この教会のクーポラ(ドーム)はイタリアでは2番目(サン・ピエトロ寺院に次ぐ高さ)に大きい。


     


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