サンタゴスティーノ教会(Basilica di Sant’Agostino)
聖アゴスティーノは4世紀にアルジェリアに生まれた修道士で、彼の修道院生活の際に定めた規則は、キリスト教修道会の規範となっています。キリスト教4大教父に数えられる聖人です。サン・タゴスティーノ(Sant'Agostino)教会は、14世紀に聖アゴスティーノに捧げるために創建された教会です。1479年~1483年にかけて、枢機卿ジローム・デストゥトヴィル(Guillaume
d'Estouteville)の資金提供によって、改増築された初期ルネッサンス様式の建物です。ナボーナ広場の近くにあり、サンタゴスティーノ教会は歌劇「トスカ」第1幕の舞台となる教会とも言われています。
この教会ではカラヴァッジョの作品「ロレートの聖母、または巡礼の聖母(1604~1605年)」(写真上)を見ることができます。
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