サンタマリア・デル・ポポロ教会(Santa Maria del Popolo)
内チェラージ礼拝堂(Capella Cerasi)
1世紀、市民(ポポロ)が資金を負担して建てられたサンタ・マリア・デル・ポポロ教会。
ベルニーニの「ハバククと天使」をはじめ、この教会は礼拝所でありながら、各時代の美術品が豊富なことで知られています。
絵画、彫刻、建築の美術館といえるほど各時代の美術品が集まっており、特に中央祭壇のすぐ左脇「チェラージ礼拝堂」のカラヴァッジョ作「聖パオロの改宗」と「聖ピエトロの磔刑」や、キージ礼拝堂のベルニーニ作「ハバククと天使」、「ダニエルとライオン」は必見です。ポポロ教会にはカラヴァッジョファンであればもう一つ、目にしておきたい作品があります。同時代に生まれ、彼と双璧をなしていた画家アンニバレ・カラッチの「聖母被昇天」です。
入口すぐ右手にあるのは「ローヴェレ礼拝堂」。ピントゥリッキオの祭壇画が穏やかな雰囲気を醸し出しています。
そしてその向かい側にあるのが「キージ礼拝堂」です。キージ礼拝堂の一番の見どころは、やはりベルニーニによって作られた「ハバククと天使」と「ダニエルとライオン」の二つの彫刻
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