サンタポリナーレ・イン・クラッセ教会(Basilica di Sant'Apollinare in Classe)
「サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂」は、ラヴェンナの北部にあるクラッセという町にあります。クラッセは、かつてはラヴェンナの外港として栄えた港町でした。
サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂は、549年にラヴェンナの司教マクシミアヌスによって、初期キリスト教の三廊式のバシリカ式聖堂として建設されました。建設にあたっては、銀行家ユリアヌス・アルゲンタリウスが出資したといわれており、ユリアヌスは、サン・ヴィターレ聖堂の建設にも出資した人物です。
聖堂内には、「キリストの変容」の場面を表したモザイクが残っています。キリストが十字架として出現しており、三人の弟子を連れタボール山に登ったキリストが預言者と語り合ったという奇跡の場面です。
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