大聖堂@パレルモ



大聖堂(Cattedrale di Palermo)

パレルモで一番大きい教会、カテドラル。カテドラルとは司教座教会とも訳されますが、実際にパレルモ司教がミサを行う教会です。“昇天する聖母マリア”に捧げられたこのカテドラルは、特に外観が非常に華やかで、人目を引きます。建設されたのは1184年ですが、オリジナルの部分は殆ど残っていません。「複合的建築物」とも呼ばれ、アラブ式、ノルマン様式、バロック様式に、コジック様式。
様々な民族が行きかった「パレルモらしい建築」として、地元の方々はもちろん、多くの観光客が訪れる場所でもあります。内部には、シチリア王室の数人の墓があります。財務省の宗教芸術、オブジェクト、および祭服のコレクション。ローマ時代の石棺のある地下室。パレルモ大聖堂のハイライトは、1209年にシチリアの女王、1212年に聖ローマ皇后に戴冠したアラゴンのコンスタンツァ女王の13世紀の王冠です。王冠は1222年にコンスタンツァの遺体で埋葬されました。 18世紀には、墓が開かれ、王冠が取り外されて、国庫に展示できるようになりました。


   

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