「サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会」(Basilica di Santa Maria Delle Grazie)
世界遺産「レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院」
イタリア北部の都市ミラノにある教会。聖堂は15世紀末に完成したゴシック式の建物だが、建築家ドナト・ブラマンテによって改築され、ルネサンス様式のキューポラ(丸天井)とアプスが増築された。食堂にはレオナルド・ダ・ビンチによって描かれた「最後の晩餐」があることで知られている。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は1296年、アルノルフォ・デ・カンピオの設計により大聖堂を取り壊して着工し、ジョット・ディ・ボンドーネらが造営主任をつとめる。以降、ミラノ公フランチェスコ・スフォルツァがドミニコ修道院と教会の建設を指示し、建築家ソラーリによって長い年月をかけ1469年に完成した。教会のアプス(壁面に穿うがたれた半円形、または多角形にくぼんだ部分)は1492年以降、ドナト・ブラマンテにより改築されたものとされる。
<コメント>大人気絵画ですので制限時間15分で予約鑑賞します。「この中に私を裏切る者がいる」イエスの言葉に驚愕し、「それはいったい誰だ!」と狼狽える12使徒。裏切者のユダは驚いて塩のビンを倒してしまうところだそうです。最後の晩餐の反対側の壁にある、
ジョバンニ・ドナート・モントルファーノ作の「磔刑図」も凄い作品でした。写真ビデオOKです。
|