ミラノ ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア



「●ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア」(Galleria Vittorio Emanuele II)

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、イタリアの都市ミラノにあるアーケードの名称。2つのアーケード(8角形の建物に2つのアーケードが交差する)に覆われ、ドゥオーモ広場の北に位置し、ミラノスカラ広場へ通じている。イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたこの場所は、最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設された。
通りはガラスのアーチと鉄製の屋根に覆われており、19世紀のショッピングモール及び、イギリスのロンドンにあるバーリントン・アーケード(1891年公開)のような、通俗的なアーケードのデザインである。ガッレリアはベルギーのブリュッセルにあるギャラリー・サン・チュベール(1847年公開)やロシア・サンクトペテルブルクにあるパッサージュ(1848年公開)、ナポリのウンベルト1世のガッレリア(1890年公開)等から始まった、巨大なガラス張りのショッピング・アーケードの原型であった。
中央の十字路部分はガラス製のドームで覆われている。この八角形のガラスドーム広場の床面には、中央にイタリア王国の紋章、その周囲にミラノ(赤の十字)、トリノ(牡牛)、フィレンツェ(アイリス)、ローマ(SPQR)の紋章が描かれている。

<コメント>ガレリア内、プラダの斜め前にある雄牛のモザイクには穴があいてます。雄牛の大事な部分の上で止まらずにかかとで3回転すると「幸福になれる」という言い伝えがあるそうです。大勢の人達がグルグル回っていました。


 

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