サンタ・マリア・デル・カルミネ教会(Santa Maria del Carmine)ブランカッチ礼拝堂
教会内部右側のブランカッチ礼拝堂 Cappella Brancacciのマザッチョとマゾリーノによるフレスコ画を抜きに、フィレンツェ・ルネッサンスは語れない。26歳の若さでこの世を去った、若き天才マザッチョは、ルネッサンスにおいて発展した、透視画法や明暗による肉付け法を用い、絵画に存在感を与えた。彼は、人間の姿を堂々と表現した時代の革新者であった。
礼拝堂入口、柱の上の『アダムとイヴ(原罪)』や『貢の銭』『楽園追放』(マザッチョ)は、今なおみずみずしい感動を与えてくれる。
<コメント>営業時間中に訪問したのですが「今日は入れない」と言われる。ネットから教会内部の絵画を拝借して掲載。
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