メディチ・リッカルディ宮殿(=マージ礼拝堂)(Palazzo Medici Riccardi)
メディチ家が長く住居として利用していた建物です。ルネサンス時代の画家、べノッツォ・ゴッツォリの素晴らしいフレスコ画が残る礼拝堂を見学する事が出来ます。
メディチ・リッカルディ宮は、メディチ家のコジモ・イル・ヴェッキオが当時の建築家ミケロッツォに発注し、1444年から1482年の間に建築されました。
コジモ・イル・ヴェッキオからコジモI世(トスカーナ大公)の時代までメディチ家の住居として利用され、その後、1659年にリッカルディ家へと売り渡されたために、現在では両家の名をとってこう呼ばれています。
1870年頃、フィレンツェがイタリアの首都になった際には、ここに内務省が置かれ、現在ではトスカーナ県庁のオフィスが入っています。美術館の入り口はカブール通り側です。
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