カントゥッチ(Cantucci)
19世紀後半、イタリアのトスカーナ地方の菓子職人がアーモンドを使ってビスコットにアレンジを加え、現在のカントゥッチの原型を作りました。
カントゥッチ(Cantucci)は、イタリア語で「小さな歌」を意味するカントッチ(Cantocci)が変化してできた単語です。このお菓子を食べた時の音を歌に見立てて愛称にしたもので、主にトスカーナ地方で使われ、他の地域ではビスコットで呼ばれています。
現在、イタリアのカントゥッチの作り方は、一度焼いただけの柔らかいものや、中に入れる具材に新しいアイデアを取り入れたものなど、バリエーションに広がりが見られます。
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