ボーボリ庭園



世界遺産「ボーボリ庭園」  (Giardino di Boboli)
世界遺産「トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群」

トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群は、トスカーナ地方に点在するメディチ家の12のヴィッラ(別荘)と2つの庭園から構成されています。メディチ家は、フィレンツェの政治と経済を牽引した貴族で、ルネサンス文化の発展の功労者でもあります。現在の華やかなフィレンツェの街、人々を魅了してやまない芸術・文化もメディチ家なくしてはありえなかったかもしれません。
ボーボリ庭園は、1982年に世界遺産に登録された「フィレンツェ歴史地区」の構成資産のひとつピッティ宮殿裏手に広がる庭園です。庭園は、トスカーナ大公コジモ・ディ・メディチ1世の妃エレオノーラ・ディ・トレドの命により、1550年に造営されたもので、設計はニッコロ・ベリーコリ(トリボロ)が手がけました。


 

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