カイラーサナータ寺院(Kailasanathar Temple) インド南部、タミルナドゥ州の都市カンチプラムにあるヒンズー教寺院。パラッバ朝時代の8世紀初めに建立。シバ神を祭る。本堂や祠堂の壁面は、王朝の象徴であるライオンやヒンズー教の神々の浮き彫りが施されている。カンチプラム最古のヒンズー教寺院の一つであり、初期ドラビダ様式の寺院建築として、マハーバリプラムの石造寺院の原型となったと考えられている。