ジャイサルメール城(Jaisalmer Fort)
ジャイサルメール城砦は、「ラジャスタンの丘陵城砦群」のひとつとして2013年に世界遺産に登録されました。バティ・ラージプートの王マハーラーワル・ジャイサルによりタール砂漠の丘の上に1156年に造られ、数々の戦いの舞台となりました。砂漠に溶け込むような黄褐色で、黄金の城砦(ゴールデン・フォート、ソナール・キラー)とも呼ばれています。
城壁は3重構造で、城壁の上からはラージプートの戦士が侵入者に向かって煮えたぎる油や岩を落とし防衛したと言われています。99もの稜堡(りょうほ)があり、そのうち92は1633年〜1647年にかけて造られました。城壁の内側では、現在も3000人もの人々が暮らし、商店やレストラン、ゲストハウスなどがあり活気があります。観光スポットとしては、王宮、ラクシュミナート寺院、4つの豪華な門、ジャイナ教寺院、大邸宅(ハヴェーリー)などがあります。
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