インド 「ピンクシティー」 ジャイプール



「ピンクシティ」ジャイプール(Jaipur)

ピンクシティの名で知られるインドのジャイプールは、砂漠の国ラジャスタンの州都。マハラジャの粋を漂わす豪華な宮殿をはじめ、テキスタイルや宝石加工に代表される伝統工芸など、この街には強烈な個性を放つ独特の文化が息づいています。
旧市街の城壁は今も健在で、高さ6mの壁、全長10kmほどの壁が、古都を囲んでいます。赤砂岩を使用した城壁はピンク色。城壁の門をくぐった先に続く建 物も、しっくいの壁がすべてピンク色に塗られています。建物の壁は19世紀後半、ジャイプールを訪れた英国王室の王子を歓迎するために、ピンク色に塗られ たと言われています。 道路は碁盤目状に敷かれており、その両側に並ぶピンク色の建物内には、宝石が並ぶジュエリーバザーを始め、彫像、布、アクセサリー、鍋など、ありとあらゆるものの店がひしめき、わずかな空き地にも食べ物を売る屋台が並んでいます。
市街全体が 「ラージャスターン州のジャイプル市街」として世界文化遺産に登録されている。


 

目次へもどる

直線上に配置