アクロポリス・パルテノン神殿


アテネのアクロポリス(Acropolis Athens)
紀元前5世紀後半、アケメネス朝ペルシアに対する勝利を記念してギリシア都市国家アテネ(アテーナイ)の中枢に築かれた古代ギリシア美術・建築の最高峰が集う神殿コンプレックス。アクロ=高所・頂上、ポリス=都市で「頂(いただき)の都市」を意味する。高さ156m・平面170×350mほどの丘の上にはプロピュライア、パルテノン神殿、アテナ・ニケ神殿、エレクテイオンをはじめ数多くの遺構が立ち並んでいる。

パルテノン神殿◎(Parthenon)
アクロポリスの中央に建つ神殿です。女神アテナを祀る大理石のドーリス式神殿で、紀元前432年に完成したものです。幅31m、奥行き70mの基壇に、前面8本、側面17本、高さ約10mの列柱が並んでいます。内部には古典彫刻があります。1687年のベネチア軍の砲撃で一部崩壊しており、現在も修復が続けられています。




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