シュパイヤー 大聖堂



正式名称は「聖マリア・聖ステパノ大聖堂」。世界最大のロマネスク様式の建物としても知られ「シュパイヤーの皇帝大聖堂」と呼ばれることもあります。
シュパイヤー大聖堂は、神聖ローマ皇帝コンラート2世の命により、皇帝自身の墓所として1030年から1061年にかけて建設されました。コンラート2世だけでなく、後の神聖ローマ皇帝やドイツ王、その妻たちも埋葬されました。
1689年にルイ14世の配下によって焼かれ、修復しますが、1794年にまたもフランス軍によって焼き討ちされてしまいます。その後、バイエルン王ルートヴィヒ1世が出資し、再修復が行われました。
1900年には発掘が実行され、墓所が発見されました。棺を修復し再び地下聖堂へ安置し、現在では一般公開されています。1961年には創建当時の姿に戻す工事が行われ、現在に至ります。


   
     

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