コンスタンツ ボーデン湖



ドイツ、オーストリア、スイスの国境に位置する湖。コンスタンツ湖とも称される。アルプス地方ではレマン湖についで第二の規模で、面積は約536平方キロ。
氷河の作用によってできた氷河湖であるボーデン湖には、ドイツ最長の河川であるライン川も流入しており、交易の場としても発展してきました。紀元前1世紀にはローマ帝国が拠点を築きはじめ、湖畔西の都市コンスタンツは、4世紀、時の皇帝コンスタンティヌス・クローレの名に由来しており、7世紀にはキリスト教の司教座もおかれ、南ドイツ最大の宗教都市としても発展しました。
ボーデン湖畔には花々が咲き乱れるマイナウ島、7世紀に築城されたドイツ最古の城が見られるメーアスブルク、農業が盛んで、のどかな自然と世界遺産に指定された3つの教会の建つライヒエナウ島などがある。


 

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