ノートルダム大聖堂@ストラスブール(CATHEDRALE NOTRE DAME DE STRASBOURG)
ドイツ文化の影響をうけるフランスの都市ストラスブールには、ゴシック様式の最高傑作といえる大聖堂をご覧いただけます。外壁には使われているバラ色の砂岩が特徴で、332段の階段を登った先にある塔頂上からはストラスブールの街並みを一望することも可能
! ボージュ山脈から採集したピンクの砂岩を使って3世紀にわたって建設が行われ、ヴィクトル・ユゴーによって『巨大で繊細な驚異』と呼ばれたストラスブールの大聖堂。その見どころは沢山ありますが、内部の祭壇、ペストリー、天文時計、ステンドグラスは必見です。また、教会内外にふんだんに施された見事な彫像は訪れる人に感銘を与え続けています。直径14メートルの壮大なバラ窓や、色彩の美しいステンドグラスにも注目です。彫像に加え、芸術家、数学者、技術者の英知を結集させたルネサンスの傑作である天文時計の、見事な外観とからくり仕掛けは、いつも人だかりができるほどの人気です。
ストラスブール大聖堂は、高さ142mを誇り、教会としては世界第6位の高さです。
ストラスブール大聖堂の歴史は1000年以上前にさかのぼり、1015年に建設された大聖堂が火災により焼失した後に、現在のストラスブール大聖堂の建築が始まりました。初期の建築はロマネスク様式でしたが、1225年から、シャルトルやランスなどでゴシック建築に携わった建築家たちがストラスブール大聖堂にゴシック建築を導入しました。また時代の流れと共に、様々な歴史の激動の傷跡を負っては、改装を繰り返しています。
大聖堂は芸術作品の宝庫ともいえ、そのスケールの大きさに観光客は驚きを隠せません。最も感心を集めているのは、『最後の審判』を表している壮大な天使の柱です。また、偉大な説教者ヨハン・ガイラー・フォン・カイザースベルクの説教壇は、50人もの登場人物からなるゴシック建築の華やかな彫像が施されています。
<素晴らしい大聖堂でした。いかんせん夕刻の訪問で写真の出来が悪いので絵葉書を購入>
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