サン・ジャン・ド・リュズ



港町サン・ジャン・ド・リュズ」(St Jean de Luz)

フランス南西部ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のピレネー・アトランティック県に属するコミューンである。歴史的にはフランス領バスクのラプルディ地方に属する。
サンジャンドリュズの町の名を一躍有名にしたのは、疑いもなく、あの有名なフランスの太陽王、ルイ14世とスペインからの王女マリア・テレサの1660年6月9日に、このサンジャンドリュズの教会、San Juan Bautista教会(「聖ヨハネ・バプテスト」を意味)で行われた結婚式でしょう。あのベルサイユ宮殿の建設を始めた王の結婚式会場としては、ちょっと控えめな印象を受けますが、それまでのスペインとフランスの30年戦争直後の、スペインの王女をお嫁にもらう、という政治的背景においては、当時スペインの国境に一番近い町であったサンジャンドリュズは都合がよかったのでしょう。

サンジャンバティスト教会


   


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