サン・トロフィーム教会(Église Saint-Trophime)はフランス南部、プロバンス地方の都市アルルにある、11世紀に建造されたロマネスク様式の教会。タンパン(正面入口上部の半円部分)や回廊の柱の彫刻はロマネスク様式の傑作として知られる。中世にはサンティアゴ‐デ‐コンポステラの巡礼路の起点にある教会としてにぎわった。1981年、「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の一として世界遺産(文化遺産)に登録された<世界遺産「「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」」>と重複登録。