「モネの家」(Fondation Claude Monet)
パリ郊外の田園の続く静かな農村ジベルニーにあるモネの家は、印象派巨匠・モネが亡くなるまで住んでいた邸宅です。庭園には季節ごとに表情を変える色とりどりの花が咲き乱れ、大作「睡蓮」のモデルとして有名な池と太鼓橋、大きな柳の木が茂るエキゾチックな庭が続きます。
モネの庭園は、大きく2つに分かれます。
一つは「ノルマンディーの農園」という名の「クロ・ノルマン」。モネの家のエントランス前に、のびやかに造られた庭で、春から秋まで季節の花々が色とりどりに咲き乱れています。美しいバラのアーチ門が見られるのもここです。
一方、日本風庭園として知られる「ウォーター・ガーデン」は、その名の通り、セーヌ川の水を引き込んで造られた池を中心に、柳やカエデなど背の高い木々が濃い影を落とす「水の庭」です。クロ・ノルマンとはまったく異なる景色を見せるこのエリアでは、緑に囲まれる心地よさを実感できます。
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