フランス 崖の上の街エズ



中世、敵の攻撃を防ぐため、岩山や丘の頂に城壁で囲まれた村がつくられた。そんな「鷲の巣村」のなかでも、海が望めるエズ(Eze)は一番人気。エズは海側と山側の2つのエリアに分かれ、鷲の巣村と呼ばれるのは山側の「エズ・ヴィラージュ(エズ村)」。14世紀に造られた門をくぐると、曲がりくねった石畳の小路に小さな家が並び、中世に迷い込んだ気分になる。村の北東にはニーチェの小道があり、ニーチェはここで『ツァラトゥストラはかく語りき』の構想を練った。


   

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