フランス モンサンミッシェル修道院



島の中心である修道院(ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL)。多くのキリスト教徒たちの巡礼の目的地でしたが、百年戦争の際には要塞として、フランス革命時には反体制派を閉じ込める監獄として使用されていました。ナポレオン3世が監獄を1863年に閉鎖し、1874年に修道院は歴史的記念物に登録されます。それから、革命の混乱によって荒廃した修道院の修復作業が開始され、今の姿を取り戻すに至りました。増築・修復が繰り返されてきたことにより、ロマネスク様式やゴシック様式、ルネサンス様式などの複数の建築様式を見ることができ、156メートルの高さに達する塔の頂上には金の大天使ミカエル像が設置されています。


     

     


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