ドブロブニクの教会



聖母被昇天大聖堂(Katedrala Uznesenja Blazene Djevice Marije):写真上&①
ルジャ広場の南に位置し、ドブロブニクの都市国家としての繁栄の歴史を偲ばせる財宝が保存されている。現在の建物は、1667年の震災後に建てられたバロック様式のものだ。主祭壇の奥には、ティツィアーノの祭壇画『聖母被昇天』が置かれている。

②セルビア正教会(Serbian Orthodox Church)
セルビア正教会の聖ヴラゴヴィエシュテニェ教会は、1877年、ドゥブロヴニクの歴史的旧市街に建設されました。

聖③聖ヴラホ教会(Crlva sv. Vlaha)

316年に殉教した司教で、10世紀頃から街の守護聖人として親しまれてきた聖ヴラホ。その聖ブラホを祀る教会がここ。かつてはこの場所にロマネスク様式の教会が建っていたが、地震で焼失したため1715年にバロック様式で再建された。荘厳な雰囲気が漂う教会内部には大理石の祭壇が備わっている。

④聖イグナチオ教会(Crkva sv. Ignacija)
旧市街を青空市場から南に歩いて行くと、ローマ建築家のピエトロによって建設されたバロック様式の階段に突き当たります。更にその階段を登って行くと、正面にはバロック様式の教会「聖イグナチオ教会」がそびえ立っています。街の南端に位置するこの教会は、ローマのイグナチオ教会をモデルに、1667年から1725年にかけて建設されました。教会の隣には、有名なイエズス会の学校「コレギウム・ラグシヌム」も隣接しています。
この聖イグナチオ教会の建設費は、イエズス会に所属するドブロブニクの貴族「グンドゥリッチ一族」の寄付によって賄われました。天井にはスペイン出身の画家「ガエタナ・ガルシア」のフレスコ画が一面に描かれています。


 ①大聖堂の主祭壇  ②セルビア正教会
   
③聖ヴラホ教会  ④聖イグナチオ教会
   

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