シュラスコ(churrasco ポルトガル語)写真上
牛や羊などの畜肉を鉄製の串に刺し通し、岩塩を振って炭火でじっくりと焼くブラジルの肉料理である。周辺国のアルゼンチンなどにも同様の料理があり、スペイン語圏であるそれらの国々ではチュラスコないしはアサード(スペイン語:
asado)と呼ばれる。
シュラスコを提供するレストランをシュハスカリアないしはシュラスカリア (churrascaria) と呼ぶ。シュハスカリアの多くは、いわゆる食べ放題のホジージオ
(rodízio) 方式で提供する。
アサード(スペイン語: asado)①
19世紀後半にガウチョの食文化が都市に伝播して生まれた料理で、スペイン語で「焼かれたもの」を意味する。シュハスコのように火が立つ炭火で炙るように焼くのとは違い、火も弱まった熾火の熱で部位そのままのブロック肉(その他、サルシッチャ=生ソーセージ)を燻すように焼く。そのため、焼き上がりまでに1時間強ほどの長時間を要し、加熱調理し終わった頃がそのまま食事時となる。店舗などでは、程よく焼けた頃合いのものを注文に応じて切り分けて供される。味付けは基本的に岩塩のみであるが、チミチュリと呼ばれるタレに浸す場合もある。
ロモサルタード(Lomo Saltado)②
ロモサルタードは、ペルーの代表的な料理で、牛肉や野菜を炒め、フライドポテトを添えて食べる料理です。19世紀中ごろにペルーに移民してきた中国人とくに広東人の影響を受けはじめた時期に作られたもので、ペルーのクリオージョ料理と中華料理が融合したチファ料理の一つ。
ティラピア(tilapia)のグリル ③
ティラピアは、スズキ科の鯛に似た白身の魚で、ブラジルでは庶民の味として親しまれています。サンパウロの沼や川、湖でもよく釣れます。
コカ茶 ④
「コカイン」の原料であるコカの葉を使ったお茶。南米の原住民であるアイマラ族は「木」のことを「Khoka」と呼び、現代にコカと伝わりました。
日本でコカインと聞くと麻薬ですが、南米のペルーやボリビアでは普通に市場で販売されており、日本の緑茶のように一般的なお茶として飲まれている。
一部の地域では、主に高山病の対策としてコカ茶は飲まれており、嗜好品や薬用として伝統的に親しまれています。日本ではコカ茶を麻薬対象としており、輸入や使用、所持・販売を規制しています。日本だけでなく、先進国の大半では、麻薬原料植物とされて厳しく規制されています。
各地のビール
クスケーニャ Cusquina クスコの娘
ブラハマ Brahma ブラジルのビール
Imperio
アルゼンチンビール キルメスquilmes
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