ヴァッハウ渓谷



ヴァッハウ渓⾕クルーズ (Wachau)

ドイツに源を発し約2,860kmを流れ黒海へと注ぐドナウ川。その一部であるオーストリアのヴァッハウ渓谷はドナウ川の要衝であり、キリスト教布教や十字軍遠征の道として発展しました。メルク〜クレムス間約35kmの両岸にはぶどう畑が広がり、河岸に建つ修道院や古城、そして中世からの町々が織り成す景観が世界文化遺産に登録されています。

メルク Melk(右岸)

メルクはワッハウ渓谷の西側の起点に位置する町です。ドナウ分流のほとりに建つベネディクト派の修道院は「横にのびた摩天楼」あるいは「信仰の要塞」などと呼ばれ、バロック様式の荘厳華麗な建物としてワッハウ渓谷のシンボルともなっています。10万冊に上る蔵書を誇る図書館も見学することができます。金色に輝く豪華な礼拝堂や、テラスから望むドナウのパノラマも必見です。また、女帝マリア・テレジアの時代、マリー・アントワネットがフランスへのお輿入れの際に宿泊したことでも知られています。

クレムス Krems(左岸)

ゴシック、ルネサンス、バロックの街並みが見事に保存された美しい町で、城壁の一部が今も残り、13~16世紀の都市城塞、13世紀のゴッツォブルク城、16~18世紀の市庁舎、初期バロック様式の教区教会など、美しい古い建物が見られます。旧市街の真ん中に、ドミニコ派修道院の建物をそのまま転用したワイン市立博物館があり、昔からこの地方の重要な産業だったワイン作りについての興味深い展示があります。そのほか、クンストハレや風刺画美術館なや映画ギャラリーなど、いろいろなミュージアムがあります。



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