グッゲンハイム美術館



グッゲンハイム美術館 (Guggenheim)
世界遺産「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」の構成資産

製鉄業で財を成したソロモン R.グッゲンハイムの収集品を展示。建物はフランクロイドライト設計のユニークな渦巻状。印象派、後期印象派、モダン、現代美術を中心におよそ2500点の収集品がある。フランク・ロイド・ライトは、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ヴァルター・グロピウスと並ぶ「近代建築の四代大巨匠」の一人。彼の作品は世界各地に存在しますが、世界遺産に登録されているのは8つの建築物です。
彼の作品にはオープン・プラン(流動的な設計)、外部と内部の曖昧さ、鉄骨とコンクリートなど新しい建築技術の採用、自然環境の取り入れたデザインなどが見られ、20世紀の近代建築の発展において重要なものでもありました。そして、建築物には「プレーリースタイル(草原様式)」が見られ、水平ラインを強調するという独特なもの。特にニューヨークの「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」は内部が吹き抜けになっているという螺旋状の構造で、水平ラインを強調するプレーリースタイルが採用されています。


 

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