ロサンゼルスの広大な緑地“グリフィス・パーク”の中心にそびえ立つ“グリフィス天文台”。世界中の観光客や天文愛好者を惹き付けてやまない白亜の建物と、輝く銅のドームは宇宙の神秘に触れる場所として多くの人々に愛されています。
19世紀後半に一人の実業家の夢と情熱により造られたこの天文台は、今やロサンゼルスのシンボルとなり、また学問の場としての役割を果たしています。天文台は科学者だけでなく、一般の方にも時代を超えて宇宙の驚異を伝え続けています。館内のプラネタリウムと展示物で天文学を学び、多数上映されているショーでは宇宙を旅するような経験ができます。また、それだけに留まらずロサンゼルスの絶景ポイントとしても知られるこの場所は、夕日が沈む頃には絶景を一目見に多くの人が訪れています。
映画のロケ地としても有名なグリフィス天文台
グリフィス天文台は美しい景観と卓越した建築で知られていますが、映画のロケ地としても非常に有名です。この天文台はハリウッド黄金時代から現代映画に至るまで、数多くの作品に登場しています。『ラ・ラ・ランド』では、”エマ・ストーン”と”ライアン・ゴズリング”がロマンチックに踊るシーンで使用され、強い印象を残しています。
また、『ターミネーター』の象徴的なシーンの背景となった観測テラスなど、天文台には映画ファンには必見のスポットが各所にあります。これらの場所を訪れれば、きっと映画のワンシーンに入り込んだ気分を味わえるでしょう。映画に興味がない方でも、天文台の壮大さに心打たれること間違いなしです。
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