ルツェルン(Lucerne)
ルツェルンは雪を頂いた山々に囲まれたスイスの小さな都市です。ルツェルン湖のほとりにあり、保存状態のよい中世の建築で知られています。そのカラフルな旧市街の北側には、14
世紀に造られた 870 m の高さを誇る城壁、ムゼック市壁があります。旧市街とロイス川の右岸をつなぐのは、1333 年に造られた屋根付きのカペル橋です。
写真:カペル橋(Kapellblucke (Chapel Bridge))
14世紀中ごろに街の要塞の一部として建築された、木造の屋根付き橋。湖側の壁が反対側よりも高いのは、当時の警備兵たちが武器をその上に据えやすいようにとの工夫からだ。屋根の梁には、スイスとルツェルンの守護聖人伝記や歴史が描かれた絵が飾られている。1993年8月の火災により、橋の大部分とともにその絵の多くも焼失したが、17世紀前半に描かれたオリジナルのものも数枚残っている。橋の途中にある塔は水道塔で、1300年頃に城壁の一部として作られ、一時期は牢獄や拷問所として使われていた。
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