ベルンの時計塔(Zytglogge)
ベルンの旧市街において、1191年から1250年までの間、西の境界を示す城門の役割を果たしていたのが時計塔です。創建当時は、木造の門であったといいます。1405年大火によって基礎部分(ベルン最古の建造物)を残し消失しますが、1530年に時計塔として蘇ります。
設置された時計はカスパー・ブルンナーによって造られ、東側に設けられた天文時計は、太陽の位置や月の満ち欠けの相互関係を正確に伝えています。また、天文時計横のからくり時計は、毎時4分前になると雄鶏が鳴き、道化師の鐘と共に、小熊が登場し行進します。そして毎時正時になると「鐘撞き男」が鐘を鳴らして時間を知らせてくれます。
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