市庁舎@バーゼル



バーゼル市庁舎 Basler Rathaus 

中世の街並みが残る古都バーゼルの旧市街。かつて水運を使った交易でも栄えたライン川沿いのマルクト広場では、周囲の農家でとれる新鮮な野菜や果物、焼き立てパンや地元産のチーズなどが並ぶ市場/マーケット(独語でマルクト)が今でも開かれています。
広場には14世紀からの歴史を誇る印象的な「バーゼル市庁舎(バーズラー・ラートハウス Basler Rathaus )」があります。現在の赤い荘厳な建物は、バーゼル州がスイス連邦に加盟した16世紀に建て替えられたもの。正面に当時の加盟州の紋章が飾られています。その後、17世紀初頭に市庁舎が拡張され、芸術家ハンス・ボックHans Bock がそのファサードをトロンプルイユ(だまし絵)で装飾。1900 年には、市庁舎に左端の棟と右端の塔が追加されました。

<市庁舎前ではウクライナの旗を持った人々が(たぶん)反戦の呼びかけをしていました。>


 

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