【世界遺産】アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区
(Seventeenth-Century Canal Ring Area of Amsterdam inside the Singelgracht)
スペインを追い落として海上帝国を築き上げ、「オランダの世紀」「オランダ黄金時代」と讃えられた17世紀のオランダ。その主要港アムステルダムはアメリカ、アフリカ、アジアを結ぶネットワークの中心に君臨し、同時に世界に冠たる金融センターでもあった。この時代に同心円弧状の環状運河網を築き上げ、それまでにない計画的な港湾都市を生み出した。なお、世界遺産の資産の範囲はアイ湾からアムステル川にかけてシンゲル運河、ヘーレン運河、ケイザー運河、プリンセン運河と、アムステル川から東にニーウェ・ヘーレン運河、ニーウェ・ケイザー運河、ニーウェ・プリンセン運河と周辺の街路となっている。
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