スィグルダ城



スィグルダ城(Castle of Sigulda)

リヴォニア騎士団のスィグルダ古城-この城は1207年に要塞陣地として建てられ、後に修道院として改築されました。現在は城の城壁の周りを散歩したり、展示物を見て楽しむ絶好の場所です。また、野外コンサートやイベントの会場として使用されます。
スィグルダは、ガウヤ川が船の航行に適しているため、古くからバルト系諸部族やフィン・ウゴル系のリーブ人などが住んでいたとの記録があります。1207年、リガ大司教アルベルトとリヴォニア帯剣騎士団との間で、この周辺の土地がガウヤ川を境として分割され、ドイツ人の支配が始まりました。そして、リヴォニア帯剣騎士団が川の東岸にスィグルダ城を、リガのアルベルト僧正が西側にトゥライダ城を築きました。スィグルダ城は、1207年から建設が始まり20年後に完成しました。その後、度重なる戦争で被害を受け、大北方戦争で最終的に破壊されました。尚、1268年にはリガのアルベルト僧正が騎士団に捕えられ、スィグルダ城に幽閉されたという記録が残されています。
スィグルダ新城-時代を超えたラトビアの建築家やアーティストの作品に囲まれるネオゴシック建築の真珠。現在はスィグルダ県庁舎となっています。


   

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