大公宮殿(Palais Grand-Ducal)
この宮殿は、優雅なハチミツ色の石造りのファサードが特徴です。旧市街を散策するときは、この外観を目印に探してください。広々とした歩行者専用道の裏手にそびえ、左右対称の設計になっているのですぐに分かります。この建物は、数々の塔と鋭く尖った砲塔に囲まれ、多くの窓、ファサードを飾る格子状のバルコニーが印象的です。
この建物は、1572 年から 1795 年までは市庁舎として使われ、その後 1817 年にはルクセンブルク政庁所在地となりました。宮殿内部の多くは第二次世界大戦中のドイツ軍による占領下で損壊してしまいましたが、20
世紀後半にシャルロット女大公の統轄の元、修復が行われました。現在では、大公と女大公の執務用の宮殿と迎賓館として使用されています。
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