聖ペテロ&パウロ教会



聖ペテロ&パウロ教会は、ロシアからの解放を記念して建造された教会で、1668年から始まった作業は、外観に7年、内装には、30年もの歳月が費やされました。
イタリアから職人を招いて建設された内装は、壁から天井まで覆い尽くすように2000以上の漆喰彫刻が施され、聖人、天使、想像上の獣、植物など多彩で、なかにはリトアニアの戦史を描いたものもあります。教会建設には、当時の将軍パツァスが資金を出しており、教会入口右側の壁には彼の墓石があります。見事な教会を自身の廟として残すことは、当時最も名誉なこととされていたようです。


 

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