ベネディクト会修道院



ベネディクト会修道院(Tihanyi Bencés Apátság)

中央ヨーロッパの最大の湖、バラトン湖の最も美しい観光地はティハニ半島です。ティハニ半島は起伏の揺るやかな丘陵地帯で、西側はバラトン・ハイランド国立公園の一部で、自然が豊かで、珍しい植物や動物が生きています。半島の丘にバロック様式の修道院教会があり、教会のふたつの鐘楼は遠いところからも見られます。
修道院教会の中には、ハンガリーの最も古い建築物のひとつ、地下聖堂があります。ここに十一世紀のハンガリー王、アンドラーシュ一世が眠っています。18世紀に再建された教会は規模が小さいですが、天使の像で飾られたパイプ・オルガンや立派な説教壇が高く評価されています。
旧修道院の中では、オーストリア=ハンガリー帝国の最後の皇帝、カール1世(ハンガリー国王としてはカーロイ4世)について展示会を見学できます。1921年にハンガリーでの復権に失敗した後、ここで逮捕された国王の鮮明な写真がたくさんご覧いただきます。教会のテラスから素晴らしいパノラマが楽しんでいただけます。


   
   


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