ロンドン塔



【世界遺産】ロンドン塔(Tower of London)

イギリスの首都ロンドンに位置するロンドン塔は正式名称を「女王陛下の王宮にして城塞 "Her Majesty's Royal Palace and Fortress"」というように、王のための宮殿でありロンドンを守るための城塞だった。二重の城壁と21の塔を持つ要塞宮殿で、ノルマン建築の最高峰といわれている。
ロンドン塔は、11世紀に建築された歴史的な建造物で、イギリスの象徴とも言える存在です。その起源は、ウィリアム1世がイングランドを征服した1066年に遡ります。彼は、領有権を確固たるものにし、敵対する国民を威圧するために、この巨大な要塞を建設しました。その後、ロンドン塔は王宮、財務省、刑務所、兵器庫、王冠の保管庫など、さまざまな役割を果たしてきました。

クラウンジュエルの塔
ジュエル・ハウスは1378年頃、エドワード3世が建設した王室宝物館で、それまでウェストミンスター寺院(世界遺産)に保管されていた英国王冠インペリアル・ステート・クラウンが収められた。それ以外にも聖エドワード王冠、ダイヤモンド・カリナンIといった王室のコレクションが展示されている。


   

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