歌の原@タリン



歌の原(The Tallinn Song Festival Grounds)

タリン郊外のカドリオルクに近い場所にある野外ステージです。エストニア人とは切っても切れない関係にある「歌」、1988年9月に開催されたコンサート「エストニアの歌」は、国内人口の4人に1人、エストニア民族の3人に1人を動員する規模にまで膨れ上がった。ロシア帝国時代の1869年にタルトゥで始まった音楽祭は第6回からはタリンで開催され、1928年の第6回からはこの場所で開催されています。現在の舞台は1959年に完成し、独立回復後2度改修され現在に至っています。
ソビエト時代は本意でないながらも開幕の際にソビエト国家を歌ったり、ソビエト中央への感謝を述べながら行っていて、独立回復後はおおむね5年に一度で開催されていています。2024年7月はリトアニアの祭典が記念すべき100周年を迎える特別な回でした。


 

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