旧市庁舎



旧市庁舎(Old Town Hall of Prague)

旧市庁舎は14世紀から19世紀にかけて建設された複数の異なる建物の集合体です。元々は一つの小さな市民の家を買取って市庁舎として利用していましたが、周囲の建物を買取って、増築を繰り返す事で、徐々に旧市庁舎は大きく拡張されていきました。
旧市庁舎の原型となる建物が完成したのは1338年の事でした。そして1364年には、旧市街広場の角地を買い取り、そこに時計塔を建設しました。更に西隣の「クシーシュ館」も買取り、旧市庁舎は次々に拡張されていきました。
1364年に建てられた旧市庁舎のシンボルである時計塔は約70メートルの高さをほこります。これはかつて、敵の来襲に備えて見張り台として利用していたためです。
時計塔は、百塔の街と言われるプラハの中でも、エレベーターで上まで登る事ができる数少ない施設の一つです。塔の上からは旧市街広場を見下ろせるだけでなく、プラハ城も視界に捕える事ができます。


 

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