【世界遺産】ヨーロッパの大温泉保養都市群（カルロビ・バリ、Karlovy Vary）

チェコはフランティシュコヴィ・ラーズニェ、マリアーンスケー・ラーズニェとここカルロビ・バリの３か所が構成資産として指定されている。
カルロビバリはチェコ西部（ボヘミア）にあるカルロビバリ州の州都で、面積は59.10㎢・人口は53907人（2010年時点）です。首都プラハからは西に100kmほど離れています。降水量は夏（5月～8月）に比較的多いです。14世紀にボヘミア王のカール4世がこの地で偶然に温泉を発見したことが町の名前の由来となっています。18世紀から温泉地として有名になり、19世紀には鉄道の開通によってウィーンなどから多くの湯治客で賑わいを見せるようになりました。
カルロビバリ山塊から湧き出る源泉は体に良いとされて、詩人のゲーテ・作曲家のベートーヴェンやショパンなども温泉利用のためにここによく滞在していました。草津温泉がある群馬県草津町と姉妹都市協定を結んでいます。