ホラショヴィッツェ



【世界遺産】ホラショヴィツェの歴史地区(Holašovice)

ホラショヴィツェはボヘミア南部の村で、チェスケー・ブディェヨヴィツェの西15km、チェスキー・クルムロフ(世界遺産)の北18kmほどに位置する。山中の小さな農村ながら18~19世紀に築かれたボヘミア南部特有のフォーク・バロック様式(民俗バロック様式)の伝統的な家並みがほぼ手付かずで伝えられている。
世界遺産の資産は広場を中心とした一帯で、文化財として保護されている23のファームステッド(ウセッドロスト)を中心に120棟の建物が立ち並んでいる。ファームステッドとは、石垣に隔てられた内部に母屋となる住居の他に離れや納屋・穀物庫・厩舎・門・庭・井戸といった施設・設備を備えた農家コンプレックスで、それぞれの農家は広場の周りにファームステッドを確保して生活を営んだ。


 

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