希望のトンネル(Tunnel of Hope)
ボスニア紛争時(92年〜95年)、首都サラエボはセルビア軍に包囲され、外界から遮断されました。空港の向こう側にはボスニアの領土があり、そことサラエボ市を結んで物資を運ぶためにトンネルが建設された。トンネルは空港の滑走路の下に掘られました。
空港近くの普通の家だったこの家が、実はトンネルの入り口。サラエボが包囲されたから緊急に外部とアクセスして食べ物などを運び込む必要があったため、24時間体制、8時間交代でトンネルを両サイドから掘り続けました。そして4ヶ月と4日で完成。
全長800mだけど、今はそのうちの25mだけ公開されています。
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