第1番札所  平等寺



1 平等寺  因幡薬師
 真言宗智山派
京都市下京区烏丸松原東入る因幡堂町728

御詠歌:七佛の みのりにもたる人もなく 皆びやうどうに すくふせいがん

 長徳3年(997)中納言 橘行平卿が、勅命により因幡の国 一宮(宇部神社)に参拝したおりに、夢告により賀留津の海中より一体の薬師如来を得、仮堂に安置した。

  任を終え帰京した行平を追って、長保5年4月7日に薬師如来像が飛来。行平は宅を寺とし薬師堂、因幡堂と称した。承安元年(1171)に高倉天皇より勅額を賜り「平等寺」となる。

  古来、嵯峨、清凉寺の釈迦如来、信濃、善光寺の阿弥陀如来と共に日本三如来にかぞえられる。 (京都十二薬師霊場会HPより)

・雑感:平等院に比べると全然小さいのですが、表通りから一本中に入ったところにある良い雰囲気の寺院です。



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