第1番札所 平等寺
1 平等寺 因幡薬師 御詠歌:七佛の みのりにもたる人もなく 皆びやうどうに すくふせいがん 長徳3年(997)中納言 橘行平卿が、勅命により因幡の国 一宮(宇部神社)に参拝したおりに、夢告により賀留津の海中より一体の薬師如来を得、仮堂に安置した。 任を終え帰京した行平を追って、長保5年4月7日に薬師如来像が飛来。行平は宅を寺とし薬師堂、因幡堂と称した。承安元年(1171)に高倉天皇より勅額を賜り「平等寺」となる。 古来、嵯峨、清凉寺の釈迦如来、信濃、善光寺の阿弥陀如来と共に日本三如来にかぞえられる。 (京都十二薬師霊場会HPより) |