第14番札所 清水寺泰産寺
14 清水寺泰産寺 北法相宗 千手観音 住所:東山区清水一丁目294 御詠歌:たいないに やどりしよりも たのみつる こやすのとうの ほとけなるらん 音羽の滝水の流れる錦雲渓を隔てて本堂に対面する南の小丘に、高さ十五メートルの優美な小三重塔をもって立つ。明治の末年まで仁王門右手前に建っていた。奈良時代、聖武天皇と光明皇后が御子の誕生を祈願され安産されたので建立されたという縁起をもつ。 塔内に六センチ弱の小観音を胎内に宿す千手観音を祀り、「子安の塔」の俗称でよばれ、安産の祈願塔として、その名を知られてきた。清水寺旧参道の「三年坂」も、この安産信仰にちなんだ「産寧坂」が訛ったものといわれるほどである。寺の仏殿には、清水寺本堂と同じく、本尊十一面千手観音、脇士地蔵菩薩・毘沙門天、眷属二十八部衆に風神・雷神を祀る。寺号の「泰産」は「安産」の荘厳・修飾語である。(洛陽三十三観音霊場巡礼公式HPより) 私的満足度「★★」:清水寺の拝観は一方通行なのですが、主要な建物を見終わった後、出口に向かう途中に少し小高い所にあるせいか、ここを訪れる人は少ない感じです。三重塔は見ごたえあります。 |