第11番札所 清水寺奥の院
11 清水寺奥の院 北法相宗 三面千手観音 住所:東山区清水一丁目294 御詠歌:きてみれば つゆきよみずの おくのいん だいひのかげの さしもぐさかな 清水寺境内の一番奥、音羽の滝の上手に立つ。清水寺を開創した行叡居士と延鎮上人が音羽の滝で観音行を修練し、止住した草庵の旧跡である。 平安中期に創建されたと思われるが、本堂を模倣して舞台造りとし、御本尊に千手観音、脇士に地蔵菩薩と毘沙門天、眷属の二十八部衆と風神・雷神を祀る。 しかし、御本尊は、本堂の御本尊とは異なって、非常に珍しい、観音補陀落浄土の大教主の威容を示す三面[頭上二十四面]坐像の千手観音像であり、しかも鎌倉初期の大仏師運慶・快慶ら慶派の優作である。(洛陽三十三観音霊場巡礼公式HPより) 私的満足度「★★」:有名な「清水の舞台」の写真を撮るのはここ奥の院前からが一番でしょう。奥の院とは言ってもそれほど奥にはありません。 |