第10番札所 清水寺善光寺堂
10 清水寺善光寺堂 北法相宗 如意輪観音 住所:東山区清水一丁目294 御詠歌:とおくみれば てんとひとしき じぞういん まいるこころは ちかくならん 清水寺の正門である仁王門の左手前に、鎌倉時代以前から、地蔵菩薩を本尊する「地蔵堂」として、堂前に六地蔵を並べて祀っていたようであるが、やがて如意輸観音像をあわせ祀って「地蔵院」になってきた。 この如意輪観音は、観音霊場である清水寺のすぐ門前に祀られており、しかも鎌倉末期のすぐれた仏像であることから大きな信仰を博し、その名を高めてきている。 そして明治の初、奥の院南庭の善光寺如来堂を、合併して「善光寺堂」と称するようになった。 この如意輸観音像は、首を少し右に傾け、六本の臂をもち、右膝を立て坐る坐像でとくに右第二手の如意宝珠と左第二手の宝輪とで格別にすぐれた苦を除き、利益を与える法力を発揮されると崇拝されている。(洛陽三十三観音霊場巡礼公式HPより) 私的満足度「★★」:赤色の山門の外脇にある小さ目なお堂です。御朱印は10番から14番まで一度にいただけます。 |