第16番札所 九品寺
16番 内裏山 霊嶽院 九品寺 鎌倉33観音霊場第16番札所 相模21霊場 ・本尊:聖観世音菩薩 浄土宗 ・住所:鎌倉市材木座5丁目 ・ご詠歌:なにはえの 善きも悪しきも おしなべて 今際の人の 救う法かな ・由緒等:この寺は、新田義貞が鎌倉幕府滅亡後に北条方で亡くなった者の菩提を弔うために、1336年(建武3年)風航順西を開山として創建したものと伝えられる。 抑(そも)当寺は、正慶二年新田義貞公朝廷の勅を奉じ鎌倉に下り、当地を内裏とし陣営を設け北條氏を鏖滅し、その後建武三年に至り新田家戦死の霊魂を吊らはしか為、京都東山に「風航順西和尚」という浄家の僧、義貞公帰依により命じて共に下向し霊魂の得脱回向を懇望し則ちこの地に一宇を創建あり、内裏山霊嶽院九品寺と号す。依って内裏山九品寺の義貞公直筆あり。 本尊阿弥陀如来は聖徳太子の御作、順西和尚京地より移し奉り尊像なり。 ・雑感:九品寺というバス停があるくらいだから大きなお寺を創造していたのですが、比較的小ぶりなお寺でした。 |