第13番札所 別願寺
13番 稲荷山 超世院 別願寺 鎌倉33観音霊場第13番札所 ・本尊:魚籃観世音菩薩 時宗 ・住所:鎌倉市大町1丁目 ・ご詠歌:咎重く 迷いの積もる 露の身も 頼む仏の 光にぞ消ゆ ・由緒等:正確な山号寺号は、稲荷山超世院別願寺といい、時宗藤沢清浄光明寺(遊行寺)の末寺です。元々は真言宗の能成寺でしたが、弘安5年(西暦1282年)に覚阿公忍上人が時宗に改宗し、寺号を別願寺と改名し、鎌倉の時宗の中心となり、室町時代には足利一族が深く信仰し、鎌倉御所の菩提寺として栄えました。天正19年(西暦1591年)には徳川家康から寺領を寄進され、寺勢を誇っていましたが、江戸時代に入ると除々に衰微していきました。 ・雑感:3番安養院のソバにあります。本尊の魚籃観音は珍しいのだそうです。 |