第44番札所  顕性寺



第44番札所
・住所:新宿区須賀町13−5

・山号・院号・寺号:金剛山 蓮華院 顕性寺(こんごうざん れんげいん けんしょうじ)
・本尊:大日如来
・ご詠歌:今の世は大悲のめぐみ菅生山 ついには弥陀のちかいをぞまつ
・札所等:

金剛山蓮花院顯性寺は中野村寶仙寺末の新義眞言宗で、四谷南寺町にある。境内古跡拝領地百六拾坪餘、慶長十六年辛亥牛込門外に起立し、外濠掘鑿の用地として公収されて、寛永十一年甲戌此地に移轉した。其後享保十年二月の青山の出火に類焼して、文政當時は本建築に至らなかつたことが其書上に見える。(「四谷區史」より)

当寺の寺宝に「俎大師(まないただいし)」がある。これは弘法大師空海が土佐国高岡郡に巡錫した際、家に泊めてくれたお礼として、まな板に「南無阿弥陀仏」の文字を彫ったものという。その後幕末に至り、空海が泊まった家の末裔が大坂に移住し、続いて江戸改め東京に移住した。しかし生活苦に陥り、例のまな板を抵当として料亭「鳥八十」から5両を借りた。そして、そのまま鳥八十の所有となった。この鳥八十の主の娘が、後に落語家の五代目古今亭今輔の母となる女性である。1934年(昭和9年)、弘法大師千百年遠忌に際し、古今亭今輔の母は、この俎大師を当寺に寄進した。(ウィッキペディアより)

・雑感:我が家から一番近い札所です。無人です。解りづらい所にあって通り過ぎてしまいました。



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