第14番札所  福蔵院



第14番札所
・住所:東京都中野区白鷺一丁目31−5
・山号・院号・寺号:白鷺山 正幡寺 福蔵院(しらさぎざん しょうはんじ? ふくぞういん)
・本尊:不動明王
・ご詠歌:常楽の岸にはいつか到らまし 弘誓の船に乗り遅れずば

除地、240坪。白鷺山正幡寺と号す。前の八幡(鷺宮八幡神社)の別当なり。則其御朱印地の内にあり。新義真言宗にて、当郡中野村宝仙寺の末、開山を頼珍と云、大永元年5月示寂、第9世を鏡薫と云、慶安2年8月24日寂せり。此僧のとき八幡の御朱印を賜ひしよし、かかる功あるにより、中興とす。されば当寺の開基は文亀・永正の頃なるべし。宝暦12年12月丙丁の災にかかりて、堂宇残らず焼失せしかば詳なることを傳へず。今の客殿は其後造りしものなり。其広さ8間ぶ6間半南向、本尊不動の坐像長2尺、二童子も長2尺許、運慶の作と云、又は智證大師の作とも云傳ふ。

・雑感:別当寺らしく隣に鷺宮八幡神社がありました。サクラも綺麗なお寺でした。




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